1994年、「国際アルツハイマー病協会」（ADI）は世界保健機関（WHO）と共同で、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、認知症への理解を深めるための啓発活動を展開しています。また、9月全体を「世界アルツハイマー月間」とし、世界中で認知症に関する啓発活動が行われています。

日本では、2024年1月に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」により、9月21日を「認知症の日」、9月を「認知症月間」と定め、国民の認知症に対する関心と理解を促進することが目的とされています。

今年は初めての「認知症月間」。私たち「玉村町地域包括支援センターつのだ」はもちろん、さまざまな地域でイベントが開催されています。この機会に認知症への理解を深め、正しい知識を身につけ、認知症の本人や家族への支援、さらに認知症になっても安心して暮らせる社会づくりについて共に考えていきましょう。